ナショナルスタッフは知っています!(続き)

皆さんが「海外勤務も経験のひとつ」と思って勤務していても、ナショナルスタッフは理解しません。何故なら、皆さんの待遇は彼らと比べて格段に恵まれているわけです。そんな皆さんが「勉強です」「経験のひとつです」なんて言っても不信感が募るだけです。

皆さんは皆さんの待遇(給与も含めて)を彼らに納得してもらえるだけの実績を残さなくてはいけないのです。これは中々、大変な事です。皆さんにとっても(例えば)初めての赴任地、初めての外国人部下(または同僚、上司?)等々、慣れるまでに時間を要する項目を

抱えながら、赴任地での貢献度が高く、ナショナルスタッフの信頼を得ながら業務をこなす。とても「勉強期間」などと考えている余裕はありません。赴任先では何だかんだ言ってもナショナルスタッフが中心です。

したがって、皆さんは彼らが100%以上のパフォーマンスを出せるような職場環境を整える事が大きな役割となるのではないでしょうか?つまり、皆さんは彼らを強力にサポート出来る様な業務をすることが待遇に見合った成果の一つになると思います。土・日もなく休まずに働けとは申しません。勤務中は全身全霊を込めて業務と向かい合い、休みは赴任地の休日を楽しむ。オン・オフの使い分けや効率良い業務推進を行う。ナショナルスタッフはしっかりと見ています。

次回は別のテーマでお話しします。

投稿者:グローバル・ピア コンサルティング・ファーム